2016年7月16日土曜日

FXトレーダーの大冒険 その3

もう一度ザッと読み直して、登場人物と、その人が言った心にのこったワードを集めてみました。

が… 結構なボリュームになってしまって、そのまま載せるとこの本のうまみをごっそり奪ってしまいそうなので
ほんの数%だけw

ただ、抜き出したワードを見ても、その前後にこんな話があったんだよ~というのをわからないと
シックリ来ないと思います。ぜひ実際に読んでみるといいと思います。
本自体は厚いですが、案外すぐ終わっちゃいます。

今回書き溜めた、ここに記載しないものも含めた全てのアウトプットは、今後くじけそうになったときに励まして
くれるものになりそうです。FXの勉強ってほとんど一人でやります。ぶっちゃけ、他に仕事があって収入が
ある人はFXをやらなくても食べていけるし、FXをしなくてもスグに困るようなものではないからさぼり気味に
なったり(自分を含め)、途中で投げ出してしまったり、そういったことも撤退の原因になるのでしょうね。

最初の考え「楽して儲ける」が根底にあるとなおさらかもしれません、努力が絶対的に必要で楽じゃないですから。
この場合、撤退というより習得の諦めでしょうか。

そんな停滞のときに自分を励ましてくれるもの、いくつか貯めています。貯め続けますw
そのうち小出しにしていこうかな。


さてさて、主要登場人物とワードですが、載せますね^^
かっこは別呼称


★ハーベイ・ウィンクルシュタイン(サミュエル・ウィルソン)
31階の凄腕トレーダーであるクレイグ・テイラー、ハンク・ドゥレッカーの師匠
主人公のハリーをなぜか気に入り、トレードを教えることになった。

「トレードに嘘は禁物だ。重要なトレードの決まり事のひとつだ。トレーダーは常に正直でなければならない。
一番重要な教訓の1つだ。」

「そういうことはすべて捨てなければいけない。自分の中にため込んできた否定的なことは全て。」

「でも現実には、それまで彼らが証明してきたことは、トレードをすれば資金を失ういうことだけなんだよ。」

「トレードはただの仕事だ。法律事務所で書類整理をするのと同じ、仕事なんだよ。だがトレーダーたちは、
トレードが仕事だということを聞きたくない。魅力的なものであってほしいと思っているから。1日の好きな時に
コンピューターの前に座りさえすればFX市場が脂のたっぷり乗ったうまいピップスを提供してくれると思いたいんだ。
努力もせずに。彼らは、やりたいという気持ちさえあれば十分だと思っている。

「勝者と敗者を分けるたったひとつの大きな境目は、自制心なんだよ。」

「つまり君は、漠然とした額の利益を求めて、取引口座にあるすべてのお金を入札する覚悟だったということだね。」

「行動計画ならあるよ、ハリー。それはある。だが、君が全力で生き方を変えることが大前提になるんだ。
君に無理やり自制心を持たせることは私にはできない。君の中に住むこともできない。君の取引用のシステムの
ボタンをクリックしてやることもできないし
君の家にずっといていつトレードを手仕舞いしりといってあげることもできない。君に無理やり運動を
させることもできなければ奥さんからの隠し事をするのもやめさせることもできない。そして一度のトレードで
口座の半分の資金を失うようなリスクを負わせないようにすることもできない。私は口で言うことはできても、
強制することはできないんだよ。」

「君の言う通りだよ!分かったようだな。君は私に頼るべきじゃない。奥さんやジョージ・シスラーや
クレイグ・テイラーや、他の誰にも。自分で物事を決め、責任をとることのできるトレーダーにならなければ
いけないんだ。大変な仕事だが、君ならできる。そしてそうなるには、まず君の物の見方から変えなければ
いけない。」

「君の取引口座は、君の次の家と同じだ。」

「100ドルしかない口座を大切にできるようになれば100万ドルの口座だってきちんと管理できるんだよ。
金額は関係なくなるんだ。それは君が自分の夢を台無しにするようなことは決してしないと心に決めるからだよ。」


★ハリー・ベインズ(主人公)
集中力と自制心さえあれば成功するトレーダーになれることを教えてきた
雑念を取り払うことができる自制心のあるトレーダーだけがシステムを使ってお金を稼げるようになる
トレードはお金を稼ぐことであって楽しむことではない、また稼ぐことであって正しくあったり賢くあることではない。
努力、自制心、集中力 これらはすべて手段でありこれが真実である

トレーダーとして自立するには時間と自制心が必要だ。これは冒険なのだ。だが、あなたならできる。

「でも僕は約束を破った。トレードをしてしまったんだ。」

「彼は本当に、本当に、怒っていた。両目は火がついたようだった。そして彼は話し始めた。」

「僕はトレードをし続けた。勝ちトレードで終わりたいと思ったんです。途中、どれほどお金を失っても。」

「でもまた仕事をしていることは気分が良かった。自分の力で家族を支え、失ったお金を稼ぎなおしている
ということが。働いている今だからこそ自分の口座を守ることがどれほど大切なのかが分かる。」

★ジーニ
ハリーの妻。ハリーを信じてトレードを応援してくれて、最後はトレード監督もしてくれるほどに協力的。
3人子供がいて4人目を妊娠中。
やはり家族の協力って必要ですよね~と思いますな。

★クレイグ・テイラー
最初にハリーが知り合ったトレーダー。主人公のことを過去の自分を見ていたようで、自分のトレード時間を
割いては出し惜しみなく色々なことを教えて助けてくれた。

「なかったね。成功するために必要なことはすべてやるつもりだったから。おれの心の中には失敗という選択肢は
なかった。そりゃあうまく行かない日もあることは分かっていたさ。でもあきらめるつもりはなかったよ。」

「いいや、からっきし。最悪のトレーダーだったよ。でも・・・、おれはトレーダーになるんだって決めていた。
それだけ分かっていれば十分だったんだよ。」

「いいや、FXをトレードすればいい。何をトレードするかは関係ない。肝心なのは自制心を持ってトレード
できるかどうかなんだ。」

「だめだ、今はこれ以上トレードをするな。」
「どうしてですか?」
「だって君は最悪なトレーダーだから。」
「それはどうも。」
「どういたしまして。いつでも元気づけてやるさ。」

「なぁ、ハリー。まず第一に、ハーベイが何を考えているか理解しようとしてやるもんじゃないだろ。
それじゃあうまくいかないよ。トレードをする理由を見つけたければ、自分自身で何かしらの分析をしないと。」


★ハンク・ドゥレッカー
ウォール街で一番のトレーダー。30年はトレードしている。USナショナルバンクにいるらしい。
師匠はクレイグと同じハーベイ・ウィンクルシュタイン
書籍上は一度も登場せず、名前だけで登場。


★ジョン・マーフィー
44階(法律事務所)で働いている弁護士だが31階(アーネスト・ウェリントン・アンド・カンパニー)で
働きたいと思っている。
トレードもしている。クレイグが言うには、31階のボスであるアンダーソンはたぶん雇わないだろうとのこと。


★アンダーソン
31階(アーネスト・ウェリントン・アンド・カンパニー)のボスで一瞬で人を見抜ける。
過去、クレイグの力を見抜き、をすぐに雇い入れた。
31階のトレーディングフロアに忍び込んだハリーを歓迎していろいろ教えてくれた。


★アメイジング・フォレックス・プロフィッツ
FXトレード売買ソフトのメーカー


★スコット・ニードルウェー
ハリーの文書管理助手でPCに強い。FXトレードソフトのインストールなどを手伝ってくれた。


★ジョージ・シスラー
30億ドルを運用するヘッジファンドのトップ。ハーベイ・ウィンクルシュタインの教え子のひとり。
過去に1億ドルの損失を出す失敗をして、一度トレードを離れたことがある。


★ロディ (アーネスト・ウェリントン・アンド・カンパニーの社員)
ウィニペグのジョージとは大親友のようでいつも二人でいることが多い。そこにハリーが加わり
3人で色々なバックテストや分析をしたりしている。

おれたちさ、ここんとこ新しい短期戦略のバックテストをしてたんだけど、すごい発見をしたんだ。
もう48時間眠ってないぜ。

おい少年、100(トレード数)じゃ足りないぞ!もっとやらないとだめだ!
もっとってどのくらい?
そうだな、俺たちは週末ずっと検証してたんだ。だいたい1000のトレードを見たかな。


★ウィニペグのジョージ(ウィニー)(アーネスト・ウェリントン・アンド・カンパニーの社員)
食べ物は出前を頼んで、バズケや野球やアニメを見ながらやっても、休憩するのはトイレに行くときだけさ。
風呂も入らず、電話も出ず、人間との接触は一切しない。完全にこれだけに集中するのさ。

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